<株売却益、配当に節税機会>
2021年2月24日     おはようございます
2020年分の所得税の確定申告が始まった。
昨年は年末にかけて株価が上昇し、株式投資で利益を出した
人も多かっただろう。
株の運用で得た収入対する税は「天引き「源泉徴収」」され意識していない人が多いかもしれない。だが確定申告すると節税できる場合がある。
ポイントは税を計算する方法の選択だ。
※  損益通算により所得税額は変わる
A証券の口座           B証券の口座
利益100万円             損失50万円
△何もしないと
A証券での課税額 100万円×15%
                   → 税は15万円
B証券での課税額 ゼロ  
〇確定申告すると
全体の利益「100万円−50万円」
         =50万円     →税は7、5万円
課税額 50万円×15%
※  株式投資での収入は申告方法を選べる
申告方法    手続きや内容            対象
申告分離課税  確定申告をする        売却益と配当
        他の所得と分けて税を計算
総合課税     確定申告をする          配当
        所得は給与などと合算
申告不要制度  確定申告をしない       売却益と配当
        または市町村に届け出
※  配当は所得や手続きで税率が変わる
課税所得   所得税、住民税とも     所得税は総合課税
       申告不要        住民税は申告不要
900万円以下   源泉徴収税率20%     実質税率5,15,18%
900万円超     同上         実質税率28%以上
   源泉徴収ありの特定口座の場合
以上のように、日経平均が3万円を上回って売却して利益を確定する人は税金がかかってくるのですがどの方法をとれば節税できるかよく考えて進めてくださいね。