<割高な国債買い取り懸念>
2016-02-28
 
日経の「早稲田フアイナンス総合研究所野口先生」発
 
日銀が国債を銀行から買取るだけの量的緩和は、国債の値下がりという将来のコストを日銀、ひいては国民が引き受ける政策だ。
 
マイナス金利は日銀の当座預金から得る利息の一部を失った銀行は預金金利の引き下げに動くなど、目に見える形でコストが生じる点が大きく異なる。
 
そうでなくとも低い金利は財政規律を緩め、国債の増発などで結局は将来世代が負担を負う。
日銀はマイナス金利導入に際し国債の大規模購入を続けるべきではない。
 
私も、今の政策は将来の子供、孫の世代へ送っていると思いますよ。