<私の母の「相続の実体験」より> 
 
1月27日      こんにちは。
 
相続開始日は、今から約4年前に、母「93歳の大往生で」死亡。
よって相続が開始しましたが、幸い、相続税のかからない相続財産
だったので、ゆっくりと分割協議をすればいいと思っていました。
 
家族関係は、男ばかりの4人兄弟で、長男A、次男B、三男C
と四男私Dが相続人となり、母は遺言書を書かれていなかったので
法定相続4分の1づつでいいのですが、相続財産の確定が問題と
なりました。
 
まず、最初に私「FPとして一応相続の知識」をもって分割協議書
を作成し話し合いを持つも、相続財産の内容は
 
① 母の預貯金と株式等があるのではないか?
 
② 母が住んでいた家は「三男C夫婦と母名義を生前に相続時精算
 課税制度を利用して三男Cの名義に私がアドバイスをして変更済」
 何故なら、母の介護を夫婦でよく見ていただいていたので、
 
③ 長男Aと次男Bは母名義の土地の上にそれぞれの名義で家を建て賃貸をして稼いでた。「土地の固定資産税は母親が支払っていた。
 
④ 話がもめたので、三男Cが寄与分を言い出した。
 
と言うように、まず相続財産を確定するには、関係者以外の弁護士をいれて、
① 話し合いをする ② 決着つかず、家裁へ調停を申請
大まかな概略は以上のような状態から約4年かかりました。
その後の進み具合とその時々の重要ポイントをアップする予定です。
 
是非、参考にして「争続」にならないようしていただければと思います。