<最新版年金制度NO4「年金額改定ルールの見直し」>

4月22日    おはようございます。

年金制度の持続可能性を高め、将来世代の給付水準を確保するために、年金額改定について、次の2段階の改正措置がおこなわれる。

① マクロ経済スライドによる調整ルールの見直し
今の制度ではあくまで年金額の伸びを抑制するだけで、賃金
や物価が下落しているデフレ局面ににおいて適用しないことに
なっている。

そこで、今回の見直しでは、賃金や物価が下落している局面においては年金支給額の抑制を凍結するものの、未調整分をキャリーオーバーし、上がったときに、2019年以降複数年度分抑制できるようになる。

② 賃金、物価スライドの見直し
賃金変動が物価変動を下回る場合は、賃金の変動に合わせて 年金額を改定させることができる。

つまり、現役世代の賃金が下がり、保険料負担能力が低下した
場合、それに応じた給付とするというのが今回の改正だ。

今後とも、経済、財政の変化によっては変更があると思います
ので、よくチエックわしてかからないと大変な時代になったと思います。