<退職金全額一括に利点>

5月3日    おはようございます

公的年金の支給額が今年度引き下げられるなかで、老後を支える役割を増しているのが定年退職金。受け取り方法は企業によるが、まとめて一時金としてもらうか、分割して年金方式で受け取るか、両社を併用するか、選べることも多い。

退職金にかかる税金や社会保険料の負担に注意が必要だ。

受け取り方で税金、社会保険料の扱いは異なる

① 一時金で受取り
  退職所得=〚一時金額-退職所得控除額〛×1/2

  勤務20年まで 1年あたり40万円
  21年目以降 1年あたり70万円
 社会保険料はかからない。

② 年金で受け取り
  雑所得=年金額-公的年金等控除額

 65歳未満で年金額130以下なら70万円
 65歳以上で年金額330万円以下なら120万円など
 社会保険料は国見健康保険料、介護保険料の対象
 受け取り方は総合的に判断を

        一時金               年金

     税金や社会保険料を     定期的な安定収入になる
 メリット  抑えやすい

     住宅ローン返済に対応しやすい 無駄ずかいするリスクが低い

デメリット 無駄ずかいするリスクが高い  税金や社会保険料が高く
                         なりやすい

  自ら運用するには難しさも   確定給付型は業績悪化などて
                         減額も

  以上のように、それぞれ個人によってどちらを選べばいいのか
専門家にシュミレーションをしてもらって考えるべきだと思いますよ。