<2017年度から給付型奨学金スタート>

5月9日     おはようございます

近年、報道などで「奨学金の返還」に苦しむ若者の姿が取り上げられ、奨学金の滞納が社会問題としてとらえられている。

こうした中、文部科学省では、進学を希望する高校生が将来の返還負担を恐れて進学を断念してしまう事の無いように、学生の経済的負担を軽減することを目的にした「高校教育サポートプラン~一億総活躍社会実現のための奨学金事業の大幅拡充~」を2016年12月に公表した。

これまでは日本学生支援機構が提供する奨学金は返還義務のある「貸与型」のみであった。
これに対して、「高校教育サポートプラン」が提示するサポートプランによると

①  給付型奨学金の創設
②  低所得者世帯を対象に貸与型の無利子奨学金における成績基準の実質的な撤廃、
③  無利子奨学金の新規貸与者を対象とした新たな所得連動
   返還型奨学金制度の開始「スカラシップ、アドバイザー」「仮称」の養成、認定、派遣などの導入の検討されている。

こういったように奨学金制度も制度が一新され、使いやすくなっていっているので、よく勉強をしてうまく使えるように、専門家にご相談することをお勧めいたします。