<「10年年金」ここに注意>

5月16日     おはようございます

25年必要だった年金を受け取るための期間が8月から10年に短縮される。

今後、より多くの人が年金を受給しやすくなるのも確かだ。

だが、期間が短ければ受取額は少ない。
遺族年金や障害年金は受け取れない可能性もあり、単に保険料を10年納めればよいと言うわけではない。

「大切な書類です」と書かれた黄色い封筒が新たに年金を貰
得る人に届いている。
右肩には「短縮」と書かれた赤い文字。
中には年金請求書や手続きの案内などの書類が入っている。

    特に年金額を増やす方法

① 任意加入  60歳以降も国民年金の保険料を納付する
        「65歳まで可能」

② 後納     納付し忘れていた国民年金保険料を5年以
         内に収める

③ 追納    免除、猶予されていた国民年金保険料を
        10年以内に納付する

④ 繰り下げ  受け取り開始を66歳以降に、1か月単位で
        遅らせる

「注意」  任意加入は合計期間40年まで。
      後納の現行制度は2018年9月まで

以上のように年金制度は毎年のように変更や新しい制度が
ありますので、日々、情報に気を付けて賢く利用しましょう。