<自分の死後家族が心配>
8月14日     おはようございます
自分の死後に残される家族に認知症や障碍者があり、安心して生活設計できない。
こんな問題の解決に脚光を浴びているのが家族の為の民事信託「いわゆる家族信託」だ。
※  家族信託とは
「2007年改正信託法が施行、活用できるようになった
制度で、信託銀行が手掛ける商事信託とは異なるものです。
自分が年老いて判断能力が低下し時や死んだ後などに家族が問題なく暮らすため、成年後見制度や遺言では対応できる範囲が不十分な例がありました。
これをカバーするために家族信託ができたのです」
※ 家族信託に向く事例
① 本人の認知症対策
父親が元気なうちに子供の一人に不動産の名義を移し生存中は父親の為に収益を使う。
亡くなった後は子供が不動産を承継
② 障害のある家族を守る
障害のある長男に生活費を継続して渡す
③ 事業承継対策
父親が子供に会社の経営を託していたが、しっかりしている間は経営権を掌握しておきたい。
父親は子供に株式を信託するが、議決権行使の指図権は父親にしておく。
死後は子供が株式を確実に取得し経営
上記の内容は、なかなか難しいようなので、専門家の方に早い目からご相談されてから進められること期待します。
困った点があれば「コメント」でご相談くださいね。