<「名義保険」相続税に注意>
8月20日    おはようございます
税務当局が相続税の調査で生命保険の申告漏れに本格的にメスを入れ始めた。
特に契約者が実際に保険料を負担していない「名義保険」に
関連して申告漏れや課税逃れが目立ち、当局は神経をとがらせ
ている。
※ 預金の流れで発覚
保険は契約形や課税の仕組みが複雑。
誰がカネを払っているのか捕捉されにくい金融商品とされる。
それをいい事に「課税逃れの手立てとして悪用する人が後を絶たない」多額の保険料を一括で払い込むタイプの終身保険が目立つという。
※ 申告漏れに国税厳しく
①契約形態や保険料の払い方によって申告漏れも「死亡保険の例」
●通常のケース
契約者      被保険者    受取人   父の死後課される税金
 父         父        長男     相続税
 長男       父         長男    所得税、住民税
 父         母         父     相続税
「死後は長男」          「死後は長男」
 ●「名義保険」みなされるケース
契約者      保険料の負担者  被保険者  受取人  税金
長男         父           長男     長男の子 相続税
長男         父            父     長男    相続税
 特に後の3件は申告漏れになりやすい「注意」
② あとで「名義保険」と指摘されないための管理法
 〇贈与契約書を毎年取り交わすなど贈与の証拠を残す
 〇銀行口座間で保険料の贈与分のやり取りをする
 〇贈与される側が生命保険料控除の申告をする
 〇贈与される側は自分の印鑑、通帳で口座をきちんと管理
 ③ 法定調書はこんなとき税務署へ提出される
 〇 保険金支払い 死亡、満期保険金、解約返戻金が100万円
            を超える場合
 〇 年金支払い  年額20万円を超える場合
 〇 契約者の変更  契約者が死亡した場合
   「2018年~」   「解約返戻金相当額も記載」
 上記のように、税務当局も、厳しくチエックをしている上に、内容
 も難しく、素人の方には契約内容が自分たちの思ってい内容
 なのかは専門家に聞かないと難しいと思いますよ。
 現在、無料相談をやっていますので是非ご相談くださいね。