<医療費、70歳からの防衛術>
 
9月5日    おはようございます
病院や薬局の窓口で1か月に支払った医療費が「上限額」を超えた場合、超過分の還付が受けられる高額療養費制度その上限額が8月の診療分から、70歳以上の人を対象に引き上げられ、負担増なるケース出ている。
※ 70歳以上の負担上限額
今年8月から
年収の目安 外来「個人」 外来+入院「世帯」 多数回該当
一般156万~ 14000  57600  44400
370万   「年間144000」
現役370万  57600  80100+44400
並み        医療費-267000×1%
 ※ 同じ医療保険制度の加入者は「世帯合算」が可能
 ケース  「単位円」
                  支払った額「医療費」
夫 72歳「窓口負担2割」     外来 3万「15万」
妻 70歳「同2割」         外来2万「10万」
                     6万「30万」
息子 45歳「同3割」         9万「30万」
① 「外来」の超過分が払い戻される「70歳以上」
夫 3万-上限14000=払い戻し16000円「A」
妻 2万-14000=       6000円「B」
② 「外来、入院」の負担を夫婦で合算。世帯上限を超えた分が払い戻される。「同上」
夫14000+妻「14000+6万」=負担合計88000
88000円-世帯上限57600円=払い戻し30400円「C」
③ 70歳未満がいればさらに合算して払い戻される
 世帯上限57600円+息子9万=負担総計147600
147600-息子の世帯上限「85930円」=61670円「D」
 世帯の払戻額=114070円「A+B+C+D」となります。
以上のように計算は大変ややこしいので素人の方が理解するのは大変だと思いますよ。
特に、注意する事は月単位で計算されるので、入院などは、月をまたがると対象外になるケースもありますよ。
何か、お聞きになりたい事は「無料相談」をご利用くださいね。