<貯蓄性保険の現状と代替保険>
10月11日     おはようございます
生保各社で2016年度の決算において、日銀のマイナス金利政策の影響から運用環境が悪化したことで一時払い終身保険、低解約返戻金型終身保険、学資保険、個人年金保険など貯蓄性保険の売り止めが相次ぎ、各社業績にも大きく影響を与えた。
今年度から様々な代替え商品が発売された。
①  変額保険
②  外貨建て保険
③  トンチン年金
④  若年層向け商品
※ 変額保険
これまでの一時払い終身保険に代わる商品の位置づけとして、銀行窓販をはじめ、その他のチャンネルにおいても一時払い変額保険の取り扱いが拡大している。
※ 外貨建て保険
マイナス金利政策の影響で円建ての終身保険の返戻率が落ち、これに代わって注目されているのが外貨建ての保険商品である。「注意」 換金する際に為替レートに影響される。
※ トンチン年金
早期に死亡した人が受け取るはずだった給付金を他の生存している加入者の年金原資に回すため、長生きすればするほどお金を多く受け取れるという「トンチン性」を高めた個人年金保険が2016年にはつばいされた。
※ 若年層向け商品
若年層向け商品には様々なタイプがある。
例えば近年の単身世帯の増加や女性就業率の上昇を背景に多様化する保険加入のニーズに対応し、「かんたん」「小口」「分かりやすい」を特徴とする商品シリーズが昨年発売されている。
以上のように、保険業界も時代とともに、大変な変化をしていますので、皆さん加入されている保険が時代遅れになっていないか見直しの時期かもしれませんね?
かと言って、やみくもに、新しい保険に変更するのではなく、自分に合った商品を専門家に相談してから決めることをお勧めします。
何かわからないことがあれば「無料相談」をご利用ください。