<配偶者控除来年から見直し>
10月13日     おはようございます
専業主婦やパートで働く主婦がいる世帯の税金を減らす「配偶者控除」が2011年から見直されます。
女性の就労を阻害するといわれていたこの制度はどう変わり、
いわゆる「103万円の壁」はどうなるのでしょうか。
配偶者控除は妻の年収「給与収入が」が「103万円以下」の
場合に適用され、夫の所得から38万円を控除できる制度です。
妻の年収がある水準を超えたとたんに控除がなくなるのでは
影響が大きすぎるため、控除額は段階的に減る仕組みになって
います。
この部分は「配偶者特別控除」と呼びます。
その配偶者特別控除の額は来年から「150万円」を超えると
減り始めるように変わります。
収入が201万円超だと控除額は0となります。
※ 年収が多いと控除額が減る
世帯主の給与              配偶者控除額
1120万円以下              38万円
1120万円超1170万円以下       26万円
1170万円超1220万円以下       13万円
1220万円超                0円
以上のように来年度から、妻の収入150万円超からへり201万円超でゼロになりますよ。
今年の内から知って来年の年末調整に準備をしておきましょう。
少し専門的になりますので、具体的な事は専門家に相談
しながら進める事をお勧めします。
何か、分からないことがあれば、是非「無料相談」をご利用
下さいね。