<長生きリスクに備えるには>

1月26日    おはようございます

長生きリスクに備えるには、公的年金のように生涯にわたって受け取れる収入を増やす必要があります。

私的年金のひとつ、個人型確定拠出年金「IDeCo」では終身で受取れる金融機関の数は限られています。

貯蓄型の個人年金保険は取り扱う金融機関は減っており、保険料も割高です。

そこで選択肢となるのがトンチン年金です。
長生きするほど年金として支払われる保険金の受取額が増えるのが特徴です。

国内では2016年に日本生命保険が発売し、現在は複数の生命保険会社が取り扱っています。

加入は50歳以上で、あらかじめ保険料の払込期間を決めま
す。
50歳で加入して70歳から受け取るのが一般的です。

保険料払い込み期間中に亡くなると、一般的な個人年金保険
では払い込んだ保険料相当額が死亡給付金として受け取れますが、トンチン年金では7割程度に抑えられています。

残りの3割が長生きする他の加入者の保険金の原資に充てられる仕組みです。

以上のように、長生きしそうな人にとっては素晴らしい商品
ですが、健康に不安のある人はどうかなあ? と思われます。

平均寿命が益々長くなる中、長生きリスクをカバーする商品とし
ては考慮する商品かもしれませんね。

「お金の悩み、不安」があれば早いうちにご相談くださいね。