<望む最期迎えるには>
 
4月15日    おはようございます
 
自分の最期をどのように迎えたいか。
健康状態にかかわらず、将来の病院や加齢による可能性を踏まえて終末期の医療やケアの希望を家族らと早めに話し合う事が欠かせない。
 
人生の最終段階を満ち足りた気持ちで過ごすために、必要なプロセスを探った。
 
※ 延命治療や緩和ケアの選択
 
「できる限りの延命治療をしてほしい」「家族の判断に任せる」
市販のエンディングノートの多くは、延命治療に関する項目に印をつ
けることで事前の意思表示としている。
 
ところが専門家は、これだけでは希望を叶えるのは難しいと口をそろえる。
自分らしい「生き」死に」を考える会代表で内科専門医の渡辺敏恵氏は「延命治療を十分に理解してチエックを入れたかどうか分からず、医療現場で治療手段を判断する材料として不十分」と話す。
 
※ 今の自分が望む最期の過ごし方はこのように伝える
 
〇どんな医療、闘病を望むか
 来年生まれる孫の顔が見たい。胃ろうを使う事も希望する
 
〇 大切にしたい事
 自宅で過ごしたい。認知症になって妻や子供に迷惑をかけ
 るなら、近所にグループホームを見つけてほしい。
 
〇 これだけは嫌な事
 もう治らない病気ならば、検査や治療に時間をかけたくない。
 
以上の事を本人が、日ごろから繰り返し「家族、友人など」や
「医師」に伝える事が重要です。
 
日本の平均寿命が延びている事で、将来の「延命治療や緩和ケア」の問題が多くのシニアを迎えた人たちには「悩み」の種だと思いますよ。
 
これらも、早いうちから自分の人生をどのように生きるかを
考え、有意義な最期を迎えられるように望みます。