<外貨建て終身、老後に有効>

5月18日      おはようございます

超低金利で円建ての預貯金や貯蓄性保険の魅力が薄れ、代わりに外貨建て保険が注目されています。

保険ショップなどでは老後資金や教育費の備えに米ドルや豪ドル建ての一時払い終身保険を薦めるケースが多いようです。

円より高金利な通貨で運用するので払う保険料に対する保険金額の「返戻率」が高く、為替相場次第で大きな利益を得られる
と言う売り文句です。

また、コスト面にも注意しましょう。まず契約時に販売手数料など
が資産の5%~9%程度かかります。

仮に7%なら1000万円の保険料に対して、円換算で70万円差し引かれます。
円から外貨、外貨から円へ交換する為替手数料も必要です。
保険期間中は運用手数料がかかります。
年金受け取りなら毎年、年金管理費も必要です。
資産形成が目的なのに極めて高コストな金融商品だといわざるを得ません。

以上のように、定年退職され、退職金「大きなお金」が入ると
どう運用すればいいかはじゅつくりと考え急がずに専門家「金融期間の職員等は駄目」に相談しながら決めてくださいね。

ポイント
①  知らない商品には手を出さない
②  支払コストを良く調べ安いものに
③  税金のかからない商品を選ぶ

以上 気を付けて選択してくださいね。