<加給年金対象外になる>

6月23日    おはようございます

老齢厚生年金の家族手当に当たる年金を「加給年金」と言います。
1943年4月2日以降に生まれた受給権者だと、特別加算も入れると年額38万9800円にもなりますので、受け取れるかどうかは大問題ですね。

※ 受給要件

① 夫の厚生年金の加入期間が20年以上
② 妻の年齢が65歳未満
③ 年収850万円未満

この3つの要件をすべて満たした場合に妻が65歳になる
まで加給年金を受け取れます。

さらに妻が65歳以降は年2万860円の「振替加算」が
受け取れるので、年金額をみると20年未満でやめる方が
有利です。

注意として、加給年金や振替加算は「ねんきん定期便に」
には記載されません。一度年金事務所見込み額を試算して
もらいましょう。

以上のように、通常の老齢年金のうえに「加給年金」や「振替加算」などがつくケースがあり、年金制度があまりに難しくなっていますので専門家や年金事務所でしっかり聞いて損のないようにしましょう。