<加給年金 対象外になる>

7月17日    おはようございます

老齢厚生年金の家族手当にあたる年金を「加給年金」といいます。
1943年4月2日以降に生まれた受給権者だと、特別加算も入れると年額38万9800円になりますので、受け取れるかどうかは大問題ですね。

※ 受給要件

① 夫の厚生年金の加入期間が20年以上であること
② 妻の年齢が65歳未満
③ 年収850万円未満

以上3つの要件をすべて満たしている場合に妻が65歳に
なるまで加給年金を受け取れる。

「注意」 妻の加入期間が20年以上だと加給年金が一切
受け取れないと考える方が多いのですが、これは
誤解です。

さらに妻が65歳以降は年2万860円の「振替加算」が受け取れるので、年金額をみると20年未満でやめる方が有利
です。

加給年金や振替加算は「ねんきん定期便」には記載されませんので、一度年金事務所で見込み額を試算してもらいましょう。

以上のように、年金制度も色々と難しい内容がありますので専門家に聞くか、年金事務所に行って自分の年金はどのくらい貰えるのか聞きに行くことも大事ですよ。
今後の老後資金を策定するには絶対必要な数字ですよ。