<西日本豪雨、個人、中小の再建>
 
8月20日    おはようございます
 
200人以上の死者、行方不明者がでた西日本豪雨から1か月が過ぎた。
広島、岡山、愛媛の3県では、がれきの撤去や交通インフラの復旧作業と並行して、個人や企業の金融支援ニーズが本格化しつつある。
東日本大震災以降、再建は後押し制度整備は進んできた。
いかに周知し、迅速に使えるかが問われる。
 
※東日本大震災以降、自然災害への支援ツールは拡充されてきた
 
● 個人向け
① 住宅の二重ローンの解消
  自己破産せずに残債を減免するガイドラインを恒久的な仕組
  みとして導入
 
② 返済猶予や元本の据え置きなど融資条件の緩和
 
● 企業向け
① グループの補助金
  被災企業がグループを作り、国から再建資金を得る仕組み
  従来は自然災害で工場が被災しても私有財産の復旧には
  公費は出なかった。
 
② 復興ファンド
  官民ファンドの地域経済活性化支援機構が今秋メドで50億円
  規模のファンドを創設へ。被災企業の株式、社債の引き受け
  や金融機関から被災企業向けの再建などの買い取り
 
これら事業は、周知、スピード運用がカギだと思うので、現在、お悩みの方は是非身近なお役所や金融機関にご相談される事をお勧めします。