<シニアに最適運用>
8月24日       おはようございます。
最近、投資信託で「損失限定型」と呼ばれる商品が注目されています。
基準価額が下落しても損失が限定されるという内容で、特に老後資金運用するシニア層に最適の投信といわれます。
本当なのでしょうか?
「こうけたいけど損はしたくない」というようなうまい話は世の中にありません。
運用の世界ではリスクとリターンはトレードオフ「両立市内関係」です。つまり低リスクなら低リターンであり、低リスク、高リタ-ンはあり得ません。
損失限定型投信の場合は、株式などのリスク資産の保有を低めにする一方、短期金融資産「実質キャッシュ」を高めにするのが基本
構造です。
問題はコストです。
こんなタイプの投信は、運用コストである「信託報酬」が年1%前後が多いようです。
リスクのコントロールは高い手数料を払って運用会社にお願いする
必要はないわけです。
大事なのはリスク資産に一定額振り向けつつも、残りは現預金として確保しておくことです。
以上のように、シニアになってからの資産運用は運用利回りも大事ですが、そこへ支払う手数料や税金のコストをいかに低く抑える事、又、分散投資をして大事な資産を管理される事をお勧めします。