<共有相続の家、持分売りたい>

9月14日    おはようございます

親が住んでいた家を相続人の子らがとりあえず共有するケースはよくあります。
ただ、売却する時は共有者全員の合意が必要です。

共有者の誰かがその家に住む場合、他の共有者の持分を借りる形になるため、賃料をいくらにするかなど難しい問題も生
じます。
早めに単独所有にする必要があります。

共有持ち分を他の共有者に売却するのも一つの手です。
ただ売却価格によっては贈与税がかかるケースがあることに注意しましょう。
時価よりも著しく低い金額で売却すると、時価との差額に贈与税ががかかります。

税務署は法務局「登記所」から不動産の所有権移転の情報
を入手しています。
特に親子や兄弟姉妹の間の移転については時価と乖離した売買が行われがちなので、念入りにチエックしています。

なお、共有持ち分を売却した場合、売却者には売却価格から
取得価格を差し引いた金額に譲渡所得税がかかることがあり
ますので注意しましょう。

以上のように、相続時に親の住んでいた家「土地、建物」を
共有にすると将来面倒くさいことが多く出てきますのでその時に誰か個人に相続させる方法がベターだと思いますよ。

中々難しい「税制他」問題があるので専門家に相談される事
をお勧めします。