<賃貸併用住宅家計の足しに>
 
9月28日   おはようございます。
 
自宅の一部を賃貸に回す賃貸併用住宅が最近多くなってきています。
現在住んでいる家や相続した家の建て替えにあたり、住宅メーカーの営業担当者から勧めれる事も多いようです。
収支計画には甘いものも少なくないようです。
 
賃貸併用住宅のメリットは「家賃収入」と「節税効果」といわれます。
収入に関しては、入居を途絶えることなく確保できるのか、吟味が必要です。
ローンで建てて返済を家賃で賄う青写真を描く人もいますが、賃料の下落や空室、修繕費などがかさむことを見込んだ計画を立てるのが肝心です。
 
節税については、所得税や相続税、固定資産税などで効果が
あるとされています。
確かに、家賃収入から経費となる金額を引いた不動産所得がマイナスになると所得税を節税できます。
 
同じ屋根の下に家族以外の人が住むのが賃貸併用住宅です。
騒音や人間関係に伴うトラブルも考えられます。
うまくいかないから売却するといっても思うような価格で売れるとは限りません。
セールストークをうのみにせず、じっくり検討する必要があります。
 
以上のように、最近問題になった「スルガ銀行問題」問題とは
少し違いますが「不動産の運用」は専門家でもなかなか難しいのに不動産業者の営業マンや金融機関の営業の話ばかり聞かずその道のプロに相談しながら急がず考えてみましょう。