<被災時の所得税減免>
 
10月17日     おはようございます
 
台風や地震などで住宅が被災した場合、税制面の支援
があります。
雑損控除または災害減免法と言う制度です。
確定申告することで所得税「復興特別所得税を含む」の減免が受けられます。
 
雑損控除は、その年の所得から一定額を差し引いて課税対象を減らせる仕組みです。
住宅のほか家財や通勤用の自動車など生活に必要な資産で損失を負った場合が対象です。
 
※  被災した時の税金の軽減措置
 
       雑損控除       災害減免法
      「所得税法」
 
対象資産  生活に通常必要な資産  〇住宅または家財
                  〇損失額がその価
                   値の1/2以上
 
対象者   所得がある人      所得が1000万円
                  以下の人
 
所得税の  多い方の金額を   所得金額   軽減額
扱い    所得控除      500万円以下  全額
 
     ①損失額-所得    500万円超~  1/2
      金額の10%     750万円以下
 
     ②災害関連支出額   750万円超~  1/4
      -5万円       1000万円以下
 
      ※控除しきれない場合
       3年間繰り越せる
 
注意 災害関連支出額は住宅、家財の取り壊しや修繕などに伴う費用
 
最近、特に台風や地震など自然災害がとても多く来ていますので上記のような情報をよく知って損の無いように利用してくださいね。
よくわからない場合は専門の税理士などに聞いて処理される事をお勧めします。