<年金繰下げ損得勘定>

11月29日    おはようございます

公的年金をもらい始める時期を遅らせて金額を増やす
「繰り下げ支給」。
1か月遅らせるごとに受給額は0.7%増える。
人生100年時代を迎えて関心が高まっているが、年金
から税金や社会保険料を差し引いた手取り額に換算するとどれくらい増えるのかはあまり知られていない。

※公的年金の受給額を手取りベースでみると

「所得税、住民税、国民健康保険料、介護保険料の差し引き後」

額面 手取り   額面 手取り   額面  手取り
60万円 53万円  70万円 63万円 80万円 73万円
180万円 157万円 190万円 176万円 200万円185万円
300万円 255万円 310万円 262万円 320万円269万円

注意 65歳以上で扶養配偶者を持つ人を対象に概算

※ 年金収入が基準額以下だと住民税は非課税
単身者      扶養配偶者がいる
生活保護基準1級地 155万円以下  211万円以下

同2級地      151.5万円以下 201.9万円以下

同3号地      148万円以下  192.8万円以下

非課税だとこんな可能性

① 介護保険料が軽減
② 医療費の自己負担上限が比較的少額
③ 自治体による各種補助の対象に

重要なのは手取りベースで期間を探る事
以上のように最近は、年金の支給をいつからすれば総支給
額が多くもらえるかを試算するテレビ番組や書籍が多く出回るっていますが、よく冷静に考えて支給を決定される事をお勧めします。