<消費税前の不動産購入>

12月10日   おはようございます

消費税が8%から10%に引き上げられる2019年10月まで1年を切りました。
増税時には、新築物件や売主が不動産業者の中古マンションなど、課税対象の不動産も駆け込み需要が 高まりやすいといわれています。

消費税は土地と建物の内建物だけに課税されるので、仮に建物の価格が新築価格の半分だとすれば1.5%程度の上昇があってもよいはずです。

新築マンションは契約後、工事が完了してひきわたしとなるため、13年9月末までの契約分については税率5%を適用する経過措置が取られました。
このため、実際の13年度の平均分譲単価はもう少し低かったかもしれません。
※ これは、14年4月に税率が5%から8%に上がった際、不動産がどう変化したのかを調べて見ました。

そして、さらに金利が下がるとは考えられない現状では、
これ以上の価格上昇は見込みにくく、増税の前後も税込み
価格が変わらない可能性が高いでしょう。
不動産市況が少しでも悪化すれば下がる可能性すらあります。

今回の消費税引き上げに際しては、必ずしも慌てて不動産
を購入する必要がないのではないでしょうか。

年内の税制改正でも、来年の消費税増税に対する経済対策として、お国は色々と考えておられるようで、住宅ローンでは、期間を延長することがほぼ決まったようです、今後も
消費税増税の政府の対策をよく見て今後の購入等を考えて
節税に向かってくださいね。