<年金はいつから受け取るか68歳までは働こう>
 
1月5日    おはようございます
 
人生100年時代を迎えようとするなか、私たちは年金と
どう向き合ったらいいか、今回は誰もが気になる「何歳から年金を受け取ったらいいか」というテーマを取り上げます。
 
● 破綻論は少なくなってもなお不安
一時に比べ、年金破綻をあおる雑誌やテレビの特集がずい
分減りました。
日本の公的年金制度は現役世代が負担する保険料を高齢者の年金に充てる「世代間扶養」が基本です。
税金と積立金の運用収益も活用しています。
 
● 安定給付に減額は避けられない
一方、安定給付のためには長い目で見ると減額はさけられ
ないでしょう。
公的年金制度については「つぶれはしない」という事実と「いずれは減る」と言う事実を受け入れる必要があります。
これは、年金給付を抑制する「マクロ経済スライド」が一例です。
 
● 健康と雇用条件に留意して引退
年金の受取可能年齢になると健康と雇用条件に留意しつつ
、引退時期を自由に決められるようになります。
しかし、何歳まで働くは難しい問題です。
 
● 雇用から年金に柔軟にバトンタッチ
現役世代の労働力不足により、「自分の働ける年齢」や自分の働きたい年齢」を優先して考えられる時代がやってきます。
 
以上のように、年金給付の時期については、以前からすれば選択肢も増えいい環境になりつつありますが、それぞれの家庭環境などにも影響しますので早いうちから準備をされることをお勧めします。