<年金繰下げ後 お金が必要に>

3月8日     おはようございます

長寿化に伴い、年金の繰り下げ受給への関心が高まっています。

65歳で受給を始めるに比べて、1か月繰り下げるごとに年金額が0.7%増え、70歳まで繰り下げれば最大で42%の増額になるからです。
基礎年金、厚生年金を両方繰下げることも、どちらか一方だけを繰り下げることもできます。

そもそも、年金を繰り下げるために何か届け出が必要なわけではなく、65歳になっても年金受給開始の請求「裁定請求」をしなければ自動的に繰り下がっていきます。

年金の権利発生から1年以上経過した時点で請求すれば
65歳時点まで遡って年金を一括で受取ることができます。
大病を患ったり、住み替えが必要になったりしてまとまったお金が必要になった場合に活用できそうです。
ただし、遡って請求すると増額はなくなり、一括分も、その後の年金も本来の支給額になります。

時効にも注意が必要です。
老齢年金の時効は5年なので、もし70歳到達より後に一括請求すると、時効で払われない部分が生じてしまいます。
個人の事情によって必要なお金の金額や時期は異なるので
慎重に選択しましょう。

以上年金の受給時期については、人それぞれでどの時期
に受給するかは異なりますが、私が感じるのは日本政府は
年金財政のために保険料は対象を広く多く取り。
受給は少しでも遅く支払いを進めているように見えますが皆さんはどう感じているでしょうか?

よく考えてから結論を出される事をお勧めします。