<住宅ローン残高8年連続最高>

4月9日      おはようございます

家計が抱える住宅ローン残高が拡大している。
3月下旬発表の日銀資金循環統計によると、2018年末の残高は約206兆円。
現行基準になってから8年連続で過去最高を更新した。

ローン残高が膨らむ一因は、一人当たりの借入額が増えているからだ。
じぶん銀行によると「1億円超の借入を望む声が付き十数件寄せられる」という。
同行は18年末、住宅ローンの融資上限を1億円から2億円へ引き上げた。
都心マンションなどで高額物件が増え、上限1億円では足りないとの声が目立ち始めていたからだ。

現在の低金利はしばらく続く見込みだ。
さらに、10月に消費増税があれば、ローン減税はさらに拡充される。
住宅ローン利用の誘因は増える一方だか、安定した家計運営には、目先の利益にとらわれず、適正な借入額を考える姿勢が欠かせない。

以上、日銀によるマイナス金利政策が住宅ローン金利も最低を出していますが、一般銀行の住宅ローンでは変動金利がほとんど「但し、限定で10年固定もありますが」で今後は金利が上がっていく前提で考えないと、上がったときのリスクは大変ですよ。