<ツケ先送り 遠い財政再建>
 
5月5日       おはようございます
 
成立した2019年度予算は一般会計の総額が100兆円を突破し、歳出の3分1を占める社会保障費34兆円と過去最高を更新した。
借金を重ねて医療や介護などの財源をねん出し、現世代が受ける恩恵のツケを将来世代に回す構図変えようとする兆しはみえない。
このままでは社会保障費の急膨張は避けられず、財政再建に本腰をいれなければ制度の維持は難しい。
 
さらなる膨張の足音が近ずく。戦後のベビーブーム期に生まれた
団塊世代は22年から後期高齢者になり、25年には全員が仲間入りする。
75歳以上の後期高齢者になると1人当たり医療費の平均が65歳未満の5倍近くに増え、社会保障費が急増する最大の要因になる。
 
他の歳出もかさんでいる。
19年度の当初予算案では社会保障費に加え、10月に予定する消費増税に備えた景気下支え策に2兆円を越える対策講じる。
消費増税による税収増で歳入が増えるとはいえ、防衛費や公共事業費などの歳出も軒並み拡大した。
 
以上のように、政治の世界では目先の事「選挙」ばかりで将来の事をもっと考えて政策をつくってほしいものです。
今後の選挙で政治家を選ぶ場合にはよほど気を付けて選挙をしないと、全部自分に跳ね返ってくると思いますよ。