<高齢の親 世帯分離で負担減も>
 
6月8日      おはようございます
 
会社を定年退職すると、健康保険については住んでいる自治体の国民健康保険に加入する。
健保の任意継続制度を利用するなどの選択肢があります。
健保では配偶者を不要に入れていた人も、国保に入ると加入者数に応じた保険料負担が発生します。
前年の所得と加入者数から世帯ごとに保険料を計算する為、家族の所得も保険料に影響します。
 
同居する親を健保の扶養に入れている人も注意が必要です。
親が75歳になると扶養から外れて後期高齢者医療制度に加入します。
同一世帯に所得が多い人がいると、親は保険料の減免が受けられない為、親だけを別の世帯に分けることがあります。
 
親はほぼ年金収入だけになるので、住民税や保険料の負担を
軽減できる場合があります。
世帯分離は自治体で手続きをします。
 
以上のように、高齢の親と一緒に住んでいても、世帯分離をすることで社会保険料などがお安くなるケースが多々あるよう
ですので自治体に聞いて手続きをされる事をお勧めします。