<年金 新「定期便」の読み方>

6月16日     おはようございます

日本年金機構から届く「年金定期便」のデザインが変更
された。受給を遅らせると年金額が増えることを示したの
が大きな特徴。一方で相変わらず載っていない情報もあり
、将来の年金額の全体をしるのには不十分だ。記載内容の
見方と、それを今後どう生かすか知っておきたい。

※  誕生日に届く「ねんきん定期便」の内容

50歳未満        50歳以上
年金額    過去の加入実績に応じた  今と同じ収入で
金額「将来の見込み含まず」 60歳まで
働いた場合に65歳から
もらう見込み額

加入期間  〇 保険料を納付した月数「厚生年金と国民年
金の合計」

〇 学生時代に払った月数、結婚して第3号被
保険者になった月数も含む

※ 年金額の目安も自分で計算できる

基礎年金
79万100円※×   勤務「予定」月数
480か月

厚生年金
平均月収※※         勤務「予定」月数
円×0.005481×    か月

※は保険料を40年「480か月」納めた場合の満額年金「2019年度

※※は賞与を含む月額換算の給与「平均報酬月額」

※ 「ねんきんネット」に登録して試算機能を使う

● 今の職業を60歳まで続けたとしての資産
● 今後の職業や収入に関する質問に答えて試算
● 細かな条件を設定して試算

登録に必要なのは

基礎年金番号       会社員は勤務先に確認を
「年金手帳に記載」

ユーザーID         アクセスキーのない人は郵送で取得
「ねんきんネット上で取得」

「注」 アクセスキーはねんきん定期便で記されている番号で期限は到着後3か月

以上のように、今は将来の受給年金額が「定期便」で分かるようになり、昔と違って大変便利になったようです。
しかし、年金財政は厳しく、日本政府の進め方を見ると、
納付は幅広く取り込む方向に、給付は70歳まで遅らせて
払いを少なく「将来は多く支払う」と目先の収支に重点を
置いた政策に見えるのですが皆さんはいかがでしょうか?