<相続した実家、建て替え移住>
 
7月5日     おはようございます。
 
実家の立地がが良い場合、自宅から移り住もうと考える人は多いようです。建て替えには費用も時間もかかります。
 
手元の資金が潤沢でない限り、持ち家を売却してローンを返済
し、新居で改めて住宅ローンの契約をするのが一般的です。
 
手元の資金や住宅ローンの返済に余裕のある場合は、一時的に住宅ローンを二重で借りることも選択肢です。建て替えた新居に移った後に旧宅を売却すればいいので、引っ越しが一度で済、旧宅を空室の状態で内覧してももらえる利点もあります。
 
ただ、金融機関ごとに「収入に対する返済額の比率何割までなら可能か」などの基準があります。また、ローン返済や維持費などが両方でかかるため、負担は重くなります。当初想定していたよりも売却額が低くなれば資金計画にも狂いが生じかねず、注意が必要です。
 
以上のように、相続した実家が最近問題になっている「空き家」とならないように有効な使い方の1つとして「建て替え移住」も考えられますが、住環境が一変してしまうと生活が厳しくなる事もでてきますので、よく考えてから実行される事をお勧めします。