<長く働ける仕組み検討>
 
7月20日    おはようございます
 
「2000万円不足」で老後のお金が話題になり、公的年金を頼りなく感じた人もいるだろう。年金制度を国は今、どう変えようとしているのか。
 
経済財政運営と改革の基本方針「骨太の方針」に盛り込まれた改正点は3つある。
 
① 年金のもらえ始めを遅らせる繰り下げ受給柔軟化だ。
 
65歳を基準に70歳までだった年齢の上限を70歳超も
可能にする。
75歳まで延ばす案が有力とされおり、遅くすればするほど年金の受給額が増える。
 
② 一定以上の就労収入がある高齢者の年金自給額を減らす在職老齢年金の見直し。「将来的な廃止も展望しつつ制度の在り方を検討する」とした。
 
③ 短時間労働者への厚生年金の適用拡大だ。2016、17年に続いてさらなる措置を講じる。対象を広げて厚生年金への加入を促し、老後の年金額も増やしてもらう狙いだ。
 
これら3つの改正案が目指すものを一言で表すなら「長く働いてもらうための仕組みづくり」。希望する人が70歳まで働ける社会を目指すというのが国の方針だ。
 
以上のように、公的年金だけで老後の生活を今の制度ではやっていけないと言う事がはっきりしたと思います。今後それぞれの人たちが老後の安心のためにどうすればよいかを考えさせる問題提起になったと思いますよ。