<定年を控えて保険見直し>

8月23日    おはようございます

保険は一度加入したら放置しがちですが、ライフステージに応じて必要な額や内容は変わります。
定年後は一般的に収入が減るため、見直しのよい機会です。

まず死亡保険。子供が独立して経済的に困らないのであれば
、思い切ってやめてもいいでしょう。
相続対策で終身保険を活用する場合を除き、多額の保障は不要です。浮いた資金は老後に回しましょう。

医療保険も十分な貯蓄があれば必要ありません。
不安ならば継続しますが、長い入院に備えるよりも先進医療など治療費に重点をおきましょう。

難しいのが介護保険です。
働き盛りの時に自分が要介護の状態になるとは想像しずらく、加入している人は多くありません。定年まじかの年齢での加入は保険料が高くなり家計を圧迫します。
備えは必要ですが、預貯金による「自家保険」で備えるのが現実的です。

以上のように、定年を迎える時期になると、これからの老後
資金にどのくらいいるのか「不安」になられる方も多いと聞きますが、もう少し冷静に将来を考え金融機関の勧めで簡単に加入をせずに、本当に自分に必要なものだけに加入することをお勧めします。