<退職金のもらい方>

10月7日     おはようございます

中小企業の社長さんが、退職金を貰うために退職金共済に入って老後の生活を豊かに過ごそうとされている方や節税の為
「税率を下げる」掛金を払っている人が多いのですが、さて、退職時にどういったもらい方がお得なのでしょう。

※ 税金、社会保険の扱いは異なる
1) 所得税の区分
△  一時金「退職金」で受け取り
退職所得=「一時所得−退職所得控除×2分の1
退職所得控除は  ① 勤続20年まで年40万円ずつ増加
② 21年目以降は年70万円ずつ増加

△ 年金で受け取り
雑所得=年金額−公的年金等控除額
公的年金等控除額は
① 65歳未満で年金額が130万円以下なら70万円
② 65歳以上で年金額330万円以下なら120万円

2) 社会保険料
一時金「退職金」で受け取り    年金で受け取り
かからない           国民健康保険料
※は厚生年金などから
脱退後

以上のように、もらい方で税金や社会保険料が異なるので、自分はどちらでもらうのがお得なのかをよく検討されてから結論を出されることをお勧めします。具体的な数字は専門家にご相談くださいね。