<個人年金の節税効果>

10月8日     おはようございます

60歳などとあらかじめ決めた年齢になると、保険金を年金のように受け取れるのが個人年金保険です。
保険といっても死亡保障の機能は限られ、保険料の払込期間
中に亡くなればそれまでに払った保険料分が戻ってくる程度です。

個人年金は大きく分けて、将来の受取額が契約時に決まっている定額型と保険会社の運用実績に応じて変わる変額型があります。
定額型の場合、保険会社が保険料「手数料控除後」を運用するときの目安とする予定利率は現在0、6%前後です。かってバブル期には6%台の商品があったのに比べれば貯蓄商品としての魅力は薄れています。

※  個人年金とイデコ比較表

個人年金保険     個人型確定拠出年金イデコ

保険料  保険契約による    上限年27万6000円
掛け金                「会社員の場合」

コスト     月の保険料に    口座管理費用、投資信託
含む            の信託報酬

受給額   契約時に決める    運用成績次第で変動
変額年金は運用
成績で変動

中途解約  可能だが払込保険   原則として不可
料総額を下回る可能
性がある

所得控除  条件を満たせば    掛金全額が対象
所得税4万円
住民税2万8000円

以上のように、公的年金だけでは老後が不安だという個人
が増えているのに対応して色んな商品が出ていますが、よく
内容を吟味して自分に合った商品を選ぶ必要がありそうです
くれぐれも人に言われて加入はしないように自己責任で契約
しましょう。
わからないときは良心的な専門家に相談されてから決めましょう。