<所得の種類で異なる控除>

11月30日   おはようございます

 

副業による所得は様々です。例えば、週末だけコンビニエンストア

で働くような場合は一般的に給与所得ですが、プログラミング業務

を請け負ったり、語学力を生かして翻訳をしたりして得た所得は

雑所得です。フリマアプリなどで個人間取引をして得た所得も一般的

には雑所得ですが、自分の古書や家財などを売った場合は「生活

の用に供している資産の売却」にあたり非課税です。マンションの一室

を賃貸に出して家賃収入を得たり、所有地の一部を貸駐車場にした

りする場合は不動産所得です。

青色申告すれば10万円の青色申告特別控除が受けられます。

10室以上の賃貸なら、一定要件を満たせば65万円の控除が受

けられます。自分の副業がどの所得にあてはまるのかわからない

場合は専門家に相談するといいでしょう。

 

以上のように、最近の企業は政府の後押しもあって副業を

認める会社が増えてきました。そういって副業をされると所得税

住民税がかかってきます。確定申告をすることによって、翌年の

住民税が会社にわかってしまうので副業をしていることを報告して

おくほうが良いかと思いますよ。