1月12日 おはようございます
中古住宅の購入を考える場合は、価格だけでなく様々な制度の違いを考慮する必要があります。まず税制についてです。新築物件の場合、家庭に対する固定資産税が3~5年、半分に軽減される優遇制度がありますが、中古物件この優遇は原則ありません。ただ税負担が単純に新築の倍と考えるのは誤りです。固定資産税は通常「築年数が古くなると減額される」税理士は話します。
消費税については新築、中古に限らず土地部分は非課税です。家屋部分は要注意です。新築は10%課税されるのに対して中古は、売主が不動産会社か個人かによって扱いが異なるからです。不動産会社から買うと消費税がかかりますが、売主が個人ならかからないので、消費税に限ってみれば中古を個人から買うのが比較的有利です。
※ 税制などに違いがある
新築 中古
事業者が売主 個人が売主
家屋に対する
固定資産税 3~5年は 対象外
優遇 半額
消費税「家屋」 10% 同左 なし
住宅ローン減税 上限年40万円※ 同左 上限20万円
最長10年
動13年※※
欠陥保証 最低10年 最低2年 ケースによる
「構造上主要部分など」
注 土地は消費税非課税。
※は10年までの額、※※は消費税
10%適用、2020年までに居住する場合。中古のローン減税
は築年数などの条件もある。
以上のように、一生で高い買い物である住宅購入には色んな制度があり十分検討「お金だけでなく周りの環境なども検討されるように」されてから購入されることをお勧めします。