1月21日 おはようございます
市場でリスク回避ムードが強まると買われるー。そうした円の特質が薄れてきたとの声が聞かれる。1月上旬、米国とイランの軍事的な緊張で市場があれた時も、円高、ドル安は限定的だった。マネーの逃避先になりやすく、「安全通貨」と目されてきた円。「安全度が」低下したとしたら、理由は何か。
※ 「円安定」を崩すリスク要因は
● 円高圧力
① 米景気減速→ FRB利下げ再開
② 米政権、ドル安誘導を本格化
③ 米財政赤字膨張でドル信認低下
↓
● 円安圧力
① 米景気回復→ 利上げ開始
② 米政権の保護主義姿勢ゆらぐ
③ 米朝衝突で日本本土にも被害
以上のように多くのリスク要因をかかえている。
以上のように、「安全通貨」と言われていた円も今後は市場緊迫時も買いが鈍くなりそうですよ。今後の経済、財政安全保障など世界的な出来事に注意を払っていかなければならない時代に来ているようですよ。