2月12日 おはようございます
2013年度以降、金融緩和の影響もあって住宅地の価格は上昇を続けてきました。19年以降、伸びは鈍化しつつありますが、不動産に対するリスク感覚はマヒしがちになります。
市場のトレンドが良いうちに住まいを保有するうえでの4つのリスクを改めて確認し、自らの財産を守る意識を高めましょう。
リスク1 価格変動
日本の住宅価格には10年前後周期があるといわれます。平成バブルから08年までのミニバブルの期間は15~18年程度。
リスク2 金利変動
金利上昇は短期的にはないと思いますが、長期的にもないと誰も言えません。変動金利型は返済額が5年間一定で、返済額が上昇する場合それまでの返済額の1、25倍が上限というルールにより、返済額の急上昇を緩和する仕組みになっています。固定期間選択型の場合、変動型のようなルールがないので、固定期間が終わると返済額が青天井で上昇する可能性があるので注意しましょう。
リスク3 建物の劣化と修繕
建物の劣化を放置していると、思いもよらない費用がかか
ってしまうこともあります。専門家に5年から10年に一度
でもよいので定期的に診断してもらいましょう。
リスク4 災害
地震の住まいが水害や土砂災害のリスクにどの程度さらされているかは、浸水ハザードマップを見ればわかります。
誰でも住まいの地形や成り立ちや自然災害リスクの基本的な情報を得ることができます。
以上のように、人生で最大の買い物をする上での住宅購入にはリスクがありますので十分検討されてから購入やローンを組みましょう。