2月13日   おはようございます
確定拠出年金は老後資金を積立非課税で運用できる仕組みです。掛金も所得から控除されます。企業が掛金を拠出して社員が運用する企業型と個人で加入する個人型「イデコ」があります。原則60歳になるまで引き出せません。

確定拠出年金のような長期の積み立ては、株式を中心とした運用が有利に働くケースが多いです。債券などに比べて値動きが大きいですが、長期的には期待できるリターンが大きく、老後生活にとって重要なインフレリスクにも備えられます。

運用資金の受け取り方は基本的に2種類あります。一時金としてまとめて受け取るならその年に「退職所得控除」が、年金として受け取る場合は「公的年金等控除」が適用されます。税金や社会保険料の負担という点では他の退職金や年金の受け取り状況によって大きく異なり一概にどちらが得だとは言い切れません。現状では一時金受け取りを選ぶ人が大半です。

一時金で受け取った資金をきちんと管理することは安心した老後生活にとって不可欠です。確定拠出年金をどう終わらせるのが最適かは60歳以降の働き方やライフプラン、保有資産全体の状況によって違います。50代から少しずつ整理して計画を練るのが大切です。

以上のように、老後資金を安心なものにするため「自分年金」をされている方や今後していきたいと思われる方は多いと思いますが、本当に自分にとっての「自分年金の終わらせ方」は早い目から整理して考えておくことが重要になると思いますよ。