3月31日    おはようございます
金や米国債といった「安全資産」と呼ばれてきた金融商品までが投げ売りされるー。新型「コロナウィルスの感染拡大による混乱を受け、3月9日から10日間程度、そんな現象が起きた。極端な不安心理で手元に現金を置くことを望む人が増え、金なども換金売りの対象になった。人気を集めたのは現金の代表格、ドルだった。「安全資産も売られた10日間を検証した。

※ 基軸通貨の代表格
現金の代表格がなぜドルなのか。世界の多くの国で流通する基軸通貨だからだ。様々な国で、ドルを出せばモノを買ったり、サービスの提供を受けたりできる。

ドルがいかに支配的な存在であるかは為替市場での取引シエアを見てもわかる。BISの統計によれば、通貨別のトップはドルで44%、2位のユーロ「16%」、3位の円「8%」に大差を付けている。

人々の心理が極端に悪化すれば「安全資産」といえども投げ
売りされるー。コロナショツクは個人投資家にも貴重な教訓を残した
ようだ。

以上のように、世界中が「コロナ感染」で不安になって経済にも大きな支障を加えている現状ではどういった資産に投資すればよいのか迷ってしまうかもしれませんが、慌てず冷静に判断されることをお勧めします。