4月23日    おはようございます
老後のための貯蓄ができている人にとって退職一時金はまとまって入る余裕資金とはいえます。銀行に預けても得られる利息は微々たるもの。一部は株式や債券などで運用したいですね。経験者でも、儲かる銘柄選別や売買のタイミングを見極めるのは難しです。未経験者にはつみたてNISA「つみたて型の少額非課税制度」を使い、世界の株式で運用する投資信託を選ぶことを勧めます。

シニアが投資する最大の意味は世界の物価上昇が続く中、自分達の購買力を維持することです。世界中の企業の成長を通じ資産を増やせれば、インフレによる資産価値の目減りを防げます。多数の国や企業に分散投資することで、特定銘柄を保有するより価格の変動リスクを減らせますし、積立なら時間分散の効果も見込めます。

以上のように、退職時の「退職金の運用」には多くの金融機関の営業が来られると思いますが、すぐにけっろんを出さずじゅつくりと考え、一時、普通預金にしてから考えがまとまってから運用されることをお勧めします。