12月3日     おはようございます
定年期に1000万円程度の住宅ローンを抱えている点。ローンを組んだ30~40代のころは収入がほぼ順調に伸びたが、55歳前後の役職定年や60歳以降の定年後の継続雇用などで減収になり、返済負担が重くなる例が多くなる例が多いという。「バブル期に高値で買ったため、多くのローンが残っている人もいる」と専門家は指摘する。
※  定年時に多額の住宅ローンがある場合の主な対策
方法      概要      メリットや注意点
一括繰上  退職金などで  ローン返済負担がなくなる
返済    残債をまとめ  
      て返済      老後資金が不足する懸念も
一部繰上  退職金などで  返済負担が減り、手元資金も温存
返済     残債の一部  
       を返済     一括返済よりも利息総額は重い
住み替え  自宅を売り   ローン返済負担がなくなる
      別の住宅     
      に転居     自宅の資産価値が高いことが必要
借り換え  より低金利の   返済負担が軽減
      ローンに変更   
                融資審査は厳しくなりやすい
リバース    自宅を担保に   返済は利息のみで毎月の負担は
モーゲージ   資金を借入    軽減
              一般的な住宅ローンに比べ金利が高い
以上のように、住宅ローンを抱えている定年期の会社員は今後のローン返済「定年に近づくと昇給がなく、減額のケ-スもあり、残債の返済に困ることが多く、悩まれる方があります。若い年代で住宅ローンを組む場合によく注意して組まれることをお勧めします。