<PCRは医療費控除できるか>
2021年1月15日      おはようございます
PCR検査には医師の判断で受けるものと、自分から進んで受けるものの2通りがあります。
前者の検査は健康保険が適用され、通常1~3割の自己負担についても公費の適用になるため支払いは発生しません。
ただし、検査前にかかった診察料や、胸部レントゲン撮影といったPCR以外の検査費用などは公費の対象外なので、この分は自己負担になります。
感染していないことを明らかにするためなど、自分の判断でPCR検査を受ける後者は保険適用にならず、費用は全部自己負担となります。
料金は病院やクリニックによって異なり、数千円から数万円まで様々です。
どちらのケースであっても検査結果が養成であれば、その後の入院や治療にかかる費用は公費で負担することになります。
医療費の所得控除については一般的に、
①医師らによる診療や治療のために支払った費用②治療や療養に必要な医薬品の購入費用ーーなどが対象になります。
医療費控除は支払った費用の合計が原則10万円を超えた場合に利用できます。
自身の医療費だけでなく、生計を同じくする家族がいれば費用を合算できるので、忘れずに確認してください。
以上のように、これから始まる確定申告には「医療費控除」の制度がありますので、上手に節税されることをお勧めします。