<医療費や寄付 税を還付>
2021年1月28日     おはようございます
例年、年が明けると確定申告を呼びかけるポスターなどを目にする機会が増えます。
確定申告は所得税を納めるための重要な手続きですが、会社勤めの人には縁遠いと思われているかもしれません。
どのような仕組みになっているものなのでしょう。
Q」 確定申告とは何ですか
A」 個人が1年間「1月~12月」に稼いだお金に応じた、所得税を納めるための手続きです。
収入からいわゆる必要経費を引いた「所得」と税額を計算する申告書を作成し、税務署に提出します。
例年、2月16日から3月15日が期間となります。
個人で事業を営む人やフリ-ランスの人は原則として申告しなければなりません。
年金受給者なども必要になることがあります。
一方、会社員の多くは確定申告の必要がありません。
※ 確定申告の流れ
①  源泉徴収票や領収書などを用意「日付などに注意」
②  申告書を作成する「国税庁のサイトなどを使うと便利」
③  税務署に書類を提出する「郵送やインターネット経由も可」
※ 確定申告でメリットのある人の例
支出や行為などの       対応する控除
医療費が多く「10万円または  医療費控除
「所得」の5%超」かかった
住宅ローンを組んだ         住宅ローン控除「住宅借入金等
                 特別控除」
ふるさと納税をした        寄付控除
日本赤十字社など特定団体に寄付した
災害や盗難などの被害に遭った      雑損控除
※ 医療費控除の対象例
控除できる           控除できない
医師、歯科医師による診療費    異常がなかった場合の健康
治療費                  診断の費用
治療に使う医薬品代「処方、市   健康増進のためのサプリメント代
販とも」
通院のための電車代、バス代    通院に使ったガソリン代
看護師などによる治療上の    親族に付き添いを頼んだ場合
世話代                  の謝礼
以上のように、会社員にも必要な確定申告について
書きましたが、基本は年末調整で完了しますが、いろんな条件で申告する必要のある方も多くなっているようです。
少しでも節税をしてみてはいかがでょうか。