<国民年金の仕組みと保険料>
2021年2月25日     おはようございます
老後の生活で頼りになるのが年金です。
2021年度の国民年金の支給額は月6万5075円「満額で受け取る場合」と決まりました。
日本では20歳になると国民年金への加入が義務付けられます。その役割は老後の備えだけではありません。
Q」 国民年金とは何ですか
A」  収入が減るなどした人の生活を支える仕組みです。
国民年金では主に3つのリスクに対応します。これは本人や家族の生活を支えます。
※  国民年金は人生のリスクに対する国の保険
① 老齢基礎年金    給付の条件例
 「年を取った時」   保険料を納めた期間が10年以上など
② 障害基礎年金    保険料を納めなければならない期間の
 「病気やケガで障害   3分の2以上納付など
   が残った時」
③ 遺族基礎年金    保険料を納めなければならない期間の
 「一家の大黒柱が  3分の2以上納付など「亡くなった人」
  亡くなった時」
Q」  保険料はいくらですか。
A」 21年度の毎月の保険料は1万6610円です。国民年金は当月分の保険料翌月末までに納める後払いが基本です。た
だ、まとめて早く払うと安くなる「前納割引制度」があります。
以上のように、年金は年を取った時にもらえる老齢基礎年金だけだと勘違いしている方が多いようですが、障害基礎年金や遺族基礎年金など民間の生命保険ではありえない素晴らしい制度になっていますよ。