<相場の流れ チャートで読む>
2021年3月3日   おはようございます
チャート分析の基本になるのが移動平均線だ。
一定期間の日々の価格の平均値を結んだものを指す。
ごく短期間の流れを知りたいなら5日や10日、1カ月程度
なら25日、やや長期で見る場合は200日の移動平均線など
を使う。
※  チャート分析の主な種類
種類      指標の名称       概要
相場の流れ   移動平均線  一定期間の価格平均値の変化を
をつかむ                示す
「トレンド系」
       上値抵抗線  チャート上の2つ以上の高値、安値の
       下値指示線  点を結び、当面の上値や下値のメド
              を探る
買われ過ぎ   移動平均乖離  現在の価格が移動平均線から
売られ過ぎ    率     どれくらい離れているかを表す
の判断材料 
「オシレーター系」
        騰落レシオ   値上がり、値下がり銘柄数の割合
                   から過熱感などを探る
チャート分析は相場を予測する参考になるが、過信すると失敗もある。チャート上には「だまし」と呼ばれるものもある。専門家は「株価は長期では実体経済に収れんする。企業業績の分析などと組み合わせることが重要」と強調する。
以上のように、相場を見るのはなかなか難しいようで最近の、日経平均株価が3万円の大台を過ぎたのは企業実績だけでなく、お金が市場にだぶついているからとの見方をされる方も多いようですよ。