<電気料金、会社選びお得に>
2021年3月11日    おはようございます
引っ越しが増える季節になりました。
転居を機に電気やガス、電話といった契約先を変える人は多いでょう。
特に電気はこの数年で「新電力」と呼ばれる業者と契約する世帯が増えています。
Q」 新電力とは何ですか。
A」  新規に参入した電気の小売り事業者の総称です。2016年4月に電力の小売りが全面自由化されたのをきっかけに増え、21年2月時点で約700社あります。
家庭向けを含む低圧分野の販売で新電力のシエアは約2割に達します。自由化以前の家庭向け電気の小売りは、当時の東京電力や関西電力といった地域の大手電力会社が独占していました。
※  新電力は料金などに特徴がある
料金など特徴        内容と採用する会社
セット割引     ガスや通信などセットで契約すると料金を割引。
         東京ガス、ソフトバンクなど
時間帯別料金  昼間や夜間など使用時間帯で単価に差。シンエ
        ナジー、アイグリット、ソリュウションズ
完全従量料金  基本料金は無料で使用料に応じた料金を払う。
        Looop、TRENDEなど
1段階料金   通常は使用量が増えると段階的に上がる単価を
        一律に設定。オプテージ、FーPowerなど
市場連動型  卸売市場から調達価格に連動して単価が変動。
料金       メディオテック、テラエナジー
再エネ特化   再生可能エネルギーで発電した電力を販売。
       東京電力エナジーパートナー、みんな電力など
「注意」 複数の料金プランを持つ企業もある
以上のように、最近は電気料金の世界も自由化が進み、各個人が自分の家庭に合った電気料金プランが選べるようになり、自分で選択する難しさもあるようですよ。