<現行制度 実態に合わず>
2021年3月28日    おはようございます
女性の社会進出が進んでいます。
例えば出生数に対する女性の育児休業取得は2000年代前半は1割程度でしたが、19年度は4割を超えました。
こうした状況を踏まえ、遺族厚生年金の男女差は早急に解消すべきです。
半面、現行制度は女性に手厚すぎる面もあります。
財源は有限です。単純に男性の受給要件を女性並みにするのではなく、制度全体で見直す必要があるでしょう。
同性カップルが遺族年金の制度の枠組みから外れている点でも問題です。異性の配偶者間では利用できる制度の恩恵を受けられず、困窮しやすい傾向があります、対象拡大に慎重な人もいるでしょうが、生活保護など別の支援が必要になる可能性もあります。遺族への保障の整備もなどで貧困を防ぐことは当事者だけでなく社会や経済全体にとってもプラスです。
以上のように、男女平等が叫ばれる時代になかなか制度がついていっていないようなので是非、政治家さんに頑張ってもらって改革を進めてほしいものです。