<老いるマンション修繕に備え>
2021年4月12日     おはようございます
分譲マンションは定期的に外壁や屋上、共用部分などを修復する大規模修繕工事を実施するのが一般的だ。修繕の周期はもちろんマンションの状況によって異なるが、12年ほどで実施する例が多い。
通常は新築時に20~30年程度の長期修繕計画が立てられ、工事内容やおおまかな時期、費用などが示される。
計画に基ずいて積立金の金額が決まり、一定のルールで居住者「区分所有者」が払う。国土交通省が2018年、全国の管理組合や区分所有者を対象に実施した「マンション総合調査」によると、修繕積立金は月平均1万1000円となっている。
国は老朽化対策のために20年にマンション管理適正化法を改正し、地方自治体でも管理組合の運営状況などを確認する制度が整いつつある。自治体によってはマンション管理士による無料相談会を実施している。専門家に相談し、早めに手を打つことだ。
以上のように、近頃マンションの修繕が必要な物件が多くなっているようですが、集合住宅なので是非早い目から修繕計画がどうなっているのかを注意して住まわれることをお勧めします。